マイナンバー事務取扱担当者サヤカの憂鬱日記

マイナンバー制度に翻弄される運命の女、事務取扱担当者サヤカです

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マイナンバー(個人番号)は住民票コードから作られます。そんなら住民票コードでいいじゃん?

   

マイナンバー取扱担当者のサヤカです。

えーっと今日はマイナンバーの数字がどうやって作られているかについて考えてみます。

いわゆるマイナンバー、12桁からなる個人番号はコンピュータによって生成されるんですが、法律のうえでは、次のように定められています。

【第8条(個人番号とすべき番号の生成)】
(個人番号とすべき番号の生成)
第八条 市町村長は、前条第一項又は第二項の規定により個人番号を指定するとき
は、あらかじめ機構に対し、当該指定しようとする者に係る住民票に記載された
住民票コードを通知するとともに、個人番号とすべき番号の生成を求めるものと
する。
機構は、前項の規定により市町村長から個人番号とすべき番号の生成を求めら
れたときは、政令で定めるところにより、次項の規定により設置される電子情報
処理組織を使用して、次に掲げる要件に該当する番号を生成し、速やかに、当該
市町村長に対し、通知するものとする。
一 他のいずれの個人番号(前条第二項の従前の個人番号を含む。)とも異なる
こと。
二 前項の住民票コードを変換して得られるものであること。
三 前号の住民票コードを復元することのできる規則性を備えるものでないこ
と。

わかります?

この法律にある「機構」ってゆーのは、地方公共団体情報システム機構のことです。

この機構、住民基本台帳法に基づく「指定情報処理機関」として、住民基本台帳ネットワークシステムの運営をしている政府系機関(いわゆる天下り機関)です。

ホームページはここです。

地方公共団体情報システム機構 地方公共団体情報システム機構

この機構、昔は「地方自治情報センター」って名前でした。

マイナンバーは、すでにある住民基本台帳のシステムの上にのっかって作られるわけですね。

実際、マイナンバーの12桁の番号は、現在、住民票に付番されている11桁の住民票コードをコンピュータが変換して作り出します。

なんでえ、それならマイナンバーなんて新たに作んなくても住民票コードでいいじゃんって話ですよね。

でもね、新しい仕組みを作ると大金が動くってことですよ。

社会保障・税番号(マイナンバー)制度を支える中核システムの一つで、個人向けのマイナンバーを生成する「番号生成システム」の落札金額が税込み68億9580万円であることが分かった。調達を担当した総務省管轄の地方自治情報センター(LASDEC、2014年4月1日より地方公共団体情報システム機構に改組)が、本誌の取材に対して明らかにした。

▲日経コンピュータ

「番号生成システム」だけでも、ウン十億円のお金がかかっているわけです。

残念なことに、先日の贈収賄事件の発覚で、多くの国民は不信感を持っちゃっいましたよね。マイナンバー制度に。

新しい巨大システムは、利権の塊、宝庫なのではないかってね。

そんな疑いを1日もはやく払拭してもらいたいもんです。

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