マイナンバー事務取扱担当者サヤカの憂鬱日記

マイナンバー制度に翻弄される運命の女、事務取扱担当者サヤカです

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印刷もされていなかったマイナンバー通知カード。抜け落ちた葛飾区民の哀れは原因調査中

   

マイナンバー事務取扱担当者のサヤカです。

社員さんのマイナンバーを収集準備中です。

わたしの住んでいるこのへんでは、マイナンバー通知カードはほとんどの世帯に配布完了している感じです。

でも、日本は広いのでこんなところも。

葛飾の5000世帯に発送せず 総務相陳謝
毎日新聞 12月4日(金)13時2分配信

<マイナンバー>葛飾の5000世帯に発送せず 総務相陳謝
印刷作業が進む通知カード用紙=国立印刷局で2015年10月2日、山本晋撮影
 ◇カードの印刷もされず

 高市早苗総務相は4日午前の記者会見で、東京都葛飾区白鳥の約5000世帯について、マイナンバーを記載した通知カードを発送していなかったと発表した。カードの印刷もされていなかった。この地域の初回配達完了日は当初予定の6日から20日へ大幅にずれ込む見通しだ。

 総務省などは11月中に全国で全対象者の通知カードの印刷と郵便局への差し出しを終えたと発表していたが、高市氏は会見で「誤った情報を伝え、深くおわびしたい」と陳謝した。

 高市氏によると、葛飾区内の一部地域だけカードの配達開始が遅れていることに郵便局員らが気づいたという。原因は調査中。同省は全国の自治体などに通知カードの印刷漏れなどを確認する。

マイナンバーの通知カードは、「地方公共団体情報システム機構」が日本全国の各市区町村から送られてきた住民のデータを国立印刷局に委託して印刷します(印刷局からまた各地の印刷所に下請けに出されるみたいですけれども)。んで、印刷が終わった通知カードが各郵便局へ配送されます。

今回の不手際は、地方公共団体情報システム機構が葛飾区から情報を受け取っていたのに、その一部が印刷局へ正しく転送されなかったことに原因があるらしいと伝えられていますが、現在、調査中です。

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